「ナミヤ雑貨店の奇蹟 東野圭吾」
あらすじ
三人の泥棒が盗みを働き、朝まで身を潜めるために隠れたのが今はもう潰れてしまったボロボロの雑貨屋でした。そこで3人は不思議な体験をすることになるといった物語です。
読みどころ
この作品の一番面白かった点はすべての登場人物がナミヤ雑貨店という雑貨屋と関わりを持ち、それぞれの人物の物語が展開されていき話が少しずつ繋がっていくというものです。
読み進めて行くうちにこの人前に出てきたあの人だ!ってなる小説です(笑)
泥棒3人のやり取りが現実にいそうな3人組のやり取りで読んでいて頭に入ってきやすかったです。
また、物語が進むにつれて変化する泥棒3人組の心情の変化にもほっこりさせられます(*^^*)
堅苦しい感じの作品ではないので、軽い息抜きの気持ちで読まれてみてもいいと思います。
学んだこと
この本は人と人との縁を感じさせてくれる本でした。
誰が誰とどこで繋がっているのかわからないな~と思うことって日常でもあるじゃないですか。
そんなことを再確認しました!
そして、人のアドバイスや忠告はしっかりと聞き入れること。
何でも聞き入れればいいということではありませんが、一度自分の中で考えてみるだけのことはしていくべきだと改めて思いました!